産科の外来診察は、妊婦定期健診(妊婦健診)を行っております。
当院では安全で快適な分娩を目指しています。
妊娠、分娩、育児に対する不安をできるだけ小さくし安心して出産を迎えられるように産婦人科専門医、助産師、看護師がサポートさせていただきます。
妊娠中に異常を認めた場合は、入院を含め24時間体制でフォローいたします。
何かありましたら、いつでもご連絡ください。
初めて妊婦健診で
ご来院される方へ
予約優先制
外来診療受付のご案内他院からの転院や里帰り健診の方もご予約の上必ず紹介状と健康保険証、もしくはマイナンバーカードをご持参ください。
里帰り分娩電話予約受付時間
月・火・水・金:AM 8:30~PM 6:00
木・土 :AM 8:30~PM 3:00
- フリーダイヤル(携帯電話可)
妊婦定期健診の診察について
妊娠15週6日まで | 妊娠16週~35週6日まで | 妊娠36週~ 出産まで |
産後健診 | |
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1診 |
– | ● | 1診・2診交互の受診です | – |
2診 |
● | ● | ● |
母子健康手帳は医師の指示のもと、住民票のおいてある市町村の役所で発行してもらってください。
当院での分娩を希望される方は、外来受付で予約申し込みをしてください。
一定数になりますと予約を締め切らせていただきますので、予約はお早めにお願いします。
出産までの流れ
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- 妊娠12週未満
- 医師からの指示のもと
母子健康手帳と妊婦健康診査受診票の交付を受ける
妊娠初期検査(血液検査・感染症・子宮頸癌など)
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- 妊娠24週未満
- 定期健診頻度:4週間に1回
毎回:血圧、体重測定、尿検査、胎児超音波検査
16週~:前期母親学級の参加
20週~:安産体操の参加
※現在、母親学級は再開しております。
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- 妊娠24週~
36週未満 - 定期健診頻度:2週間に1回
毎回:血圧、体重測定、尿検査、胎児超音波検査
24週頃:血液検査
28週~:後期母親学級の参加
34週頃:血液検査、B群溶連菌の検査(おりものを検査)
- 妊娠24週~
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- 妊娠36週~
出産まで - 定期健診頻度:1週間に1回
毎回:血圧、体重測定、尿検査、胎児超音波検査(隔週)
35週~出産まで隔週:胎児心拍モニタリング(NST検査)
- 妊娠36週~
緊急時の対応
当院では、お母さまに切迫早産、双胎、妊娠高血圧症などの妊娠合併症の管理、前置胎盤、常位胎盤早期剥離、産科危機的出血などの緊急事態が発生した場合にはOGCS(産婦人科診療相互援助システム)、また胎児、赤ちゃんに緊急事態が発生した場合はNMCS(新生児診療相互援助システム)により認定病院へ緊急搬送しています。
【主な搬送病院】大阪市立総合医療センター・北野病院・淀川キリスト教病院など
外来保健相談
妊娠中の異常を予防し、健康で楽しく、充実したマタニティライフを過ごしていただくために、助産師による妊娠、分娩、育児について外来保険相談を個別に実施します。
妊娠中の気になることや不安など、ちょっとした出来事など何でもご相談ください。
また、どんな出産をしたいか希望や期待や不安を「バースプラン」に書いていただき、一緒に考えていきます。
- 4Dエコー Voluson E10
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当院では、次世代イメージング超音波画像診断装置
【Voluson E10】を使用しています。3Dエコーに時間の要素を加えたものです。3Dでも、従来の二次元的な画像では得られない立体感を描出しますが、4Dエコーを導入では、立体的な画像がリアルタイムで動画として描出できるようになりました。
これによって、これまでの静止した赤ちゃんの画像ではなく、お母さまのお腹にいる赤ちゃんの動いている様子をリアルタイムで見る事ができます。
さらに3Dでは難しかった赤ちゃんの心臓の早い動きにも対応するようになりました。
※赤ちゃんの体位により、見られない事もありますのでご了承ください。
胎児診断・出生前診断
について
生まれてくる赤ちゃんが先天的な病気や異常をもっているかを調べる検査のことを出生前診断といいます。
検査により赤ちゃんの状態を知ることで、妊婦さんや赤ちゃんの体を守り、それぞれの状況にあった準備を進めていくために行われるものです。
その一方で、診断がつくことで悩みが増える場合もあります。
当院では妊娠初期より精密超音波検査(NTなどを含めた)を行っております。(院長2013年にNT認定取得)
超音波検査は、非確定的検査であり、超音波検査で何らかの異常を認める場合には、説明の上で当院で胎児精査を行い必要時にNIPT検査や確定的検査(羊水検査・絨毛検査)をお勧めする事もございます。
明らかな異常を認めなくても上記の検査を希望される場合は、お気軽にご相談ください。(大阪市総合医療センターやクリフム夫律子マタニティクリニックなど、患者様のご希望の医院を紹介させて頂きます)
なお、NIPTや羊水検査や絨毛検査で異常が無いという事が、胎児の臓器異常が無いということではありません。
そのため、どの時期においても胎児超音波検査で各臓器の異常が無いかをしっかりスクリーニングさせて頂いております。
その他にも出生直後に手術などの治療が必要な場合や多臓器異常による染色体異常を疑う場合には、他院(大阪市総合医療センターや北野病院や淀川キリスト教病院など)を紹介させて頂いております。
妊娠初期胎児精査外来
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- どんな人が受ける検査?
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ダウン症をはじめとした染色体の病気は高齢妊娠で増加します。
このような胎児の染色体の病気が心配な人、前の妊娠で赤ちゃんに病気がみつかった人、羊水検査や絨毛検査を考えている人などが対象の任意の検査です。
勿論それ以外の方でも受けることができます。
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- どんな検査?
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超音波検査で妊娠12週〜13週で行います。
赤ちゃんの①頭や首の後ろの浮腫み(NT)②鼻の骨③三尖弁(心臓の弁)の血流 ④静脈(へその緒から心臓に向かう血管)⑤心拍数を観察して、染色体の病気(主に21トリソミー(ダウン症)、18トリソミー、13トリソミーなど)の確率を判定します。
その他、赤ちゃんに大きな異常がないかを調べる検査です。※これらの計測は、技術的に難しく、時間を要することもあるため、一般の妊婦健診ではほとんど観察しません。またFMFというイギリスの胎児医学団体の認定資格が推奨されています。
日本ではこの認定医師は少なく、どこの産婦人科でも受けることのできる検査ではありません。
また①のNTは15-16週以降は染色体異常の有無にかかわらず消失し、後からでは判定は不可能となります。
特にダウン症の50-60%には妊娠中期以降の目立つ超音波所見(心臓の異常など)が乏しく、この時期以降の検出が難しい場合があります。
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- 胎児への影響は?
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超音波検査なので胎児への危険性や、流産の危険性などはありません。
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- 検査時間は?
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約30分です。赤ちゃんの向きや子宮の状態によってさらに時間がかかる場合があります。どうしても見えない場合後日になる場合があります。
検査は下記の資格保持者が計測し、当日に結果の説明をいたします。また必要であれば遺伝カウンセリングなども施行いたします。(FMF資格保持者、超音波専門医、臨床遺伝専門医)
- エコー動画配信サービス
「エンジェルメモリ-」 -
妊婦健診で撮影したエコー動画を、パソコン・携帯電話・スマートフォン・タブレット端末で、いつでも、どこでも閲覧できるサービス「エンジェルメモリー」を導入しています。かんたんな操作で、お腹の中の赤ちゃんと手軽にご対面できます。
「AngelMemory」とは?
- ご出産祝いに『フォトブック』をプレゼント!
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写真の中に大切な動画を残せるサービス「pimory(ピモリー)」
専用のアプリを使って動画を見ることができます。
「pimory」とは?
もちろん、赤ちゃんの泣き声を聞くこともできます。
当院スタッフとお母さまが撮影した写真と動画でつくる、世界で1冊だけのオリジナルフォトブックです。
- ニューボーンフォトを撮影
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入院中に経験豊富なカメラマンが赤ちゃんを撮影し、データをプレゼントします。
Instagram
データをお渡ししますのでSNSや出産報告にご利用いただけます。
※当院分娩の方に限ります。
※無料のものから有料のオプションまであります。
※Instagramへの掲載は希望者のみとさせていただきます。